メルボルン
オーストラリア南東部にある「メルボルン」は、シドニーに次ぐ人口(約408万人)を誇る、オーストラリア第二の都市。自然が多く、四季の変化が感じられる町であると共に、オーストラリア最古の建物を始め、歴史的な建物なども多く、英国・エコノミスト誌の「世界で最も住みやすい都市ランキング」でも堂々の7年連続第一位に選出されている。
牧畜の中心地であったメルボルンが町として大きく発展したのは19世紀半ば頃。1850年代に巻き起こった、メルボルンの位置する「ヴィクトリア州」の中央部で金が発見されたことに端を発する「ゴールド・ラッシュ」以降急成長、1880年代にはシドニーを抜き、当時世界中に展開していた広大な大英帝国の中でも第二位の規模を誇る大都市となっている。
オーストラリアで最大の所蔵量を誇る「ビクトリア国立美術館」、南半球最大の「メルボルン博物館」、世界で3番目に長い歴史をもつ、オーストラリア最古の動物園「メルボルン動物園」、建物としてはオーストラリアで初の世界遺産となった王立展示館とカールトン庭園などを始め、観光スポットも目白押し。買い物好きなら、ヴィクトリア州最大のマーケット「クイーン・ヴィクトリア・マーケット」、テニス好きなら全豪オープンが開催される「メルボルン・パーク」も外せない。 歩き疲れたら是非とも立ち寄りたいのが町のそこかしこにあるカフェ。オーストラリアのカフェ発祥の地とされるメルボルンには至る所にカフェがあり、淹れたてのコーヒーの香りが辺りに漂う。色とりどりの花などをあしらったパンケーキなどの食事も人気。オーストラリアの豊かな食材を使った滋味あふれるメニューは、メルボルン滞在のひと時に安らぎと満足感を与えてくれる。
気候の良さ、古い建物の多く残る落ち着いた街並み(メルボルンは、ロンドンに次いで、ヴィクトリア女王時代の建築物が世界中で最も多く残っている都市でもある)、海や広大な農地がすぐそばにあることから新鮮な食材が手に入りやすいことに加え、世界各国から移民がやってきた結果、各国の美味しい料理が比較的手軽に味わえること、など、一度メルボルンに滞在したならば、「世界で最も住みやすい都市ランキング」で連続一位を獲得する理由も大いに納得するだろう。
今日はそんなメルボルンの風景をお届けします。
見ているだけで癒される
明日にも旅に出たくなる
死ぬまでに一度は見たい
メルボルンの美しい風景
メルボルンの風景
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