アメリカ合衆国北米

サウスカロライナの風景

サウスカロライナ州

アメリカ合衆国の南東部の州であり、合衆国建国時の独立13州の中の一つでもあるサウスカロライナ州は、東に大西洋、北側にノースカロライナ州、南と西に全長563キロメートルの「サバンナ川」を挟んでジョージア州と接する、人口約472万人の州。アメリカ建国時の州であると共に、南北戦争時には、ミシシッピ州、フロリダ州、アラバマ州、ジョージア州、ルイジアナ州、テキサス州などに先駆けて、最初に合衆国から脱退した州でもあり、州内の都市チャールストンの石造りの要塞「サムター要塞(1812年の米英戦争の後築かれたもの)」で戦いの火ぶたが切られるなど、アメリカの近代史の中でも大きな存在感を示す州の一つだ。

州都は、アメリカで最も住みやすい30コミュニティの中の一つとしてもその名が挙げられたコロンビア市。州内最古の港湾都市であるチャールストンのほか、アンダーソン、エイキン、フローレンス、マウントプレザント、マートルビーチ、ノースチャールストン、オレンジバーグ、ロックヒル、スパータンバーグ、サムターなどが主な都市として知られる。

グランドキャニオンやロッキー山脈のような荘厳で遠大な大陸的スケールの大自然とはまた違う、どちらかというと親しみのある自然と、激動の時代のアメリカの舞台の一つともなった町並みを見ることの出来る州、サウスカロライナの風景をお届けします。

サウスカロライナの風景

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