オレゴン州
アメリカ西海岸に位置するオレゴン州は、アメリカ合衆国第33番目の州。日本の本州よりも大きい約255,026 km²(本州の面積は227,942.85km²)という面積は、コロラド州に次ぐ全米9位の大きさ。白人が入植するまでは、長きにわたりチヌーク族、カラプーヤ族、ネズ・パース族、、クラマス族、モララ族、ワスコ族、ワトララ族、ヤフスキン族といったアメリカ・インディアンの部族が数多く住んでいたところで、オレゴンの名も彼らの言葉に由来するともいわれる(諸説あり)。
州最大の都市ポートランド(人口2,289,800人(市域 583,776人))は、環境に優しい町として知られ、その評価は全米一、世界的に見ても、アイスランドの首都レイキャヴィクに次いで第2位とも言われる。そのほか、州都であるセイラム、ユージーン、セイラム、グレシャム、ヒルズボロ、ビーバートン、ベンドといった町が知られる。
州の太平洋側には、カナダからアメリカ、メキシコまで連なるPacific Coast Ranges(太平洋岸山脈)の山々が聳えるほか、カスケード山脈、クラマス山脈、ブルー山脈といった山脈が連なっており、その中にジェファーソン山(標高3,199m)、スリー・シスターズ(南峰3,159 m、中央峰3,062 m 北峰3,074 m)、フッド山(標高3,429 m。 オレゴン州の最高地点)、マザマ山(標高 2,487 m)といったアメリカ合衆国でもよく知られる4つの山がそびえたっている。
また、カナダのブリティッシュコロンビア州を水源とする総延長2000km、総流域面積670,000平方キロメートルを誇るコロンビア川(Columbia River)が、太平洋に注ぎ込むまでの497キロメートルにわたって、お隣ワシントン州との州境を形成している。そのコロンビア川に流れ込む支流ウィラメット川に囲まれた「ウィラメットバレー」は、ボルドーワインで知られるフランスのボルドー地方とほぼ同じ北緯45度前後に位置しているため、ワインの産地としても知られるようになってきている。
そのほか、アメリカ合衆国内で一番深い湖であるクレーター・レイク(最深部594 m)とそれを含む広大なクレーターレイク国立公園、太平洋岸山脈に自生する高さ数十メートルの巨木セコイアや、ベイマツなどの木々、氷河期に浸食されて出来たカスケード山脈の荒々しい火山と岩稜地帯、常緑樹の生い茂る森林、数多くの滝、州東部から南東部にかけて広がる荒涼とした砂漠地帯、プレーリー、ステップまで、バリエーションに富んだ、美しい風景が魅力。
見ているだけで癒される
明日にも旅に出たくなる
死ぬまでに一度は見たい
オレゴンの美しい風景
オレゴン州の風景
オレゴン州の主な観光スポット
クレーターレーク国立公園とクレーターレーク
マルトノマ滝
ワインカントリー(ウィラメットバレー(Willamette Valley))
マウントフッドとコロンビア渓谷
港町 ニューポート
ポートランド Portland
ヘイスタックロック Haystack Rock
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