リトアニアの風景
人口約280万人、バルト三国の中では一番南に位置する国リトアニア。面積は約65,200平方キロメートルで東北地方全体(66,952平方キロメートル )よりも少し小さい国土を持つ国です。
「リトアニア」と聞いても行ったことがある方はまだそれほど多くはないかもしれません。そもそも名前は知っていても首都の名前もわからない、という方も少なくないかもしれませんが、第二次世界大戦中に、日本総領事館の杉原千畝が、独断でビザを発給し、数多くのユダヤ人を助けたのがリトアニアである、といえば、「あ、聞いたことある」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
リトアニアの歴史はまさに「激動」の連続。中世の頃からポーランド王国やスウェーデン、ロシア帝国などの列強に翻弄されながら、第一次世界大戦後にようやくリトアニア第一共和国として独立を果たしますが、その後もポーランドやドイツと領土問題を抱え続けます。さらに1939年~1940年にソ連軍が、1941年にはドイツ軍が侵攻してきて国土を占領されてしまうのです。
1944年には再び侵攻してきたソ連軍により占領され「リトアニア・ソビエト社会主義共和国」としてソ連に編入されてしまいます。そうして第二次世界大戦後は長きにわたりソ連の支配下となり、1990年~1991年にかけてようやく独立を果たしました。
そんなリトアニアですが、昨今は個人旅行客に人気の旅先の一つにも挙げられるほど、ポピュラーな国となっています。中世の雰囲気が残された町並みや教会、世界遺産にも登録されている美しい風景に魅了されて訪れる人が増えている国なのです。
特にヴィリニュスの旧市街は世界遺産にも登録されており、欧州では最大級の面積ともいわれる約3.6平方キロメートルの旧市街域に、ゲティミナス塔、ヴィリニュス大聖堂、リトアニア大公宮、ヴィリニュス大学、夜明けの門、聖アンナ教会、聖ニコラス教会といった、バロックやゴシック、ルネッサンス様式などの美しい建物が立ち並んでいます。
というわけで、今日はリトアニアの美しい風景をお届けしましょう。
一度は行ってみたい
一度は見てみたい
リトアニアの美しい風景
リトアニアの美しい風景
夜明けの門 ビリニュス
パジャイスリス修道院 カウナス郊外
朝のビリニュス
ビリニュス旧市街
ビリニュス旧市街
冬の朝のカウナス旧市街
ゲディミナス塔とヴィリニュスの旧市街の夏の風景
リトアニアで人気のリゾート「パランガ」の夏の風景
リトアニア モレタイ地方 イントゥルケの夏の朝の風景
早朝のビリニュス旧市街 聖ニコラス正教会
クリスマスのイルミネーションに彩られるビリニュスの風景
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