世界の都市と川と橋
人類は有史以来、様々な構造物、建築物を作ってきました。居住するための住居・家屋をはじめ、教会や寺院、神殿、神社、仏閣といった宗教的な施設や、城や要塞、砦などの軍事関連施設、王宮、館、宮殿、御殿といった絶対的権力者の施設、工場や倉庫、さらには像・塔・碑等のモニュメントなどなど。時代や地域によってその種類や構造、意匠、建材、工法などは実にバラエティーに富んでいますが、いずれもそれぞれの時代にぞれぞれの地域で必要とされ作られてきたものです。
そんな中でも、特に人の沢山集まる都市部において、それも河川などの「水」が豊富な地域において欠かせない建造物の一つが「橋」です。
世界史でもおなじみ「四大河文明」が生まれたナイル川やインダス川、黄河流域をはじめ、人が集まり集落ができて町となり、そして都市へと発展したのは、その多くが、ライフラインとして欠かすことのできない「水」が容易に手に入り、運搬や交通にも便利な河川沿いの地でした。特に中世以降大きく発展したロンドンやパリ、東京(江戸)など、現在の世界的な大都市の多くは、テムズ川、セーヌ川、隅田川(荒川)といったような河川と共に発展してきています。
そして、それらの川には(川幅が広すぎて架橋できない場合を除いて)、様々な形状の橋が架けられてきました。天候などに左右されやすい「渡し船」などに比べ、橋は川岸のこちら側と向こう側を自由に、しかも安全に行き来することができ、なおかつ(一部を除き)年中無休。河川の氾濫などの度に、壊れたり流されたりもしましたが、設計や建築技術、工法、建材の進化などもあって、橋は次第に丈夫になっていき、完成後数百年経っても未だ現役のフランスの「ポン・ヌフ」のような橋もあるのです。
というわけで今日は、人々の生活と切っても切り離せない存在である「橋」、河川や運河(人工的に掘られた川・水路)、湾などに架けられた様々な橋のある風景をお届けしましょう。
ヴロツワフ ポーランド
アムステルダム オランダ
ブダペスト ハンガリー
チェンマイ タイ
パリ フランス
ダブリン アイルランド
シンガポール
ビルバオ スペイン
パリ フランス
プラハ チェコ
バンコク タイ
シェブロン島 オーストラリア
シドニー オーストラリア
ベネチア イタリア
トロムソ ノルウェー
ロンドン イギリス
中央ボヘミア地方 チェコ
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